”信州の木”建築賞の表彰式

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

”信州の木”建築賞の表彰式

会員の尾日向辰文さんから ”信州の木”建築賞の表彰式の報告です。(2017年11月17日)

 

長野県が主催した”信州の木”建築賞の表彰式が松本市のあがたの森文化会館であり、表彰式と受賞者によるプレゼンテーション、審査委員長を務めた京都大学教授の五十田 博先生の講演を聴講しました。

 

昨年度に続いて2回目になる”信州の木”建築賞は、今年度は、築70年以上の古民家を公共性の高い施設へと改修、再生した建築が募集対象でした。

 

賞を受賞された3作品のプレゼンテーションでは、それぞれの設計者が再生に至る経緯や計画の骨子や工事の様子を解説されました。三者三様の切り口でしたが、いずれも見るからに難工事です。それを乗り越えるのに共通していたのは、所有者の強い思い、現場での技術者や職の技量、地域の人々の理解、それらに応える(支えらた?)設計者の情熱、でしょうか。機会があればぜひ挑戦したい分野です。

 

続いて五十田さんの講演会では、建築基準法にそぐわない伝統的な木造等の構造評価の最前線について、自身の実際の取組を紹介しながら解説していただきました。日進月歩で技術的な部分の法整備が進んでいることに驚きと期待です。

 

★この記事は尾日向辰文さんのブログ(安曇野建築日誌)を掲載させていただきました。地元の活動や建築探訪、JIA長野県クラブの活動についてもまめにアップしていてさすがです。 

安曇野建築日誌 → http://obing.exblog.jp/ 

 

☆長野県からの発表はこちら → https://www.pref.nagano.lg.jp/kenchiku/sinnsyuunoki2017hyousyou.html

事務局ブログでもお知らせしましたが、受賞したのはいずれもJIA長野県クラブの会員のみなさんです。改めまして、おめでとうございます!

 

 

 

 

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