「東日本大震災 被災地建築見学会」に行って来ました

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

「東日本大震災 被災地建築見学会」に行って来ました

会員の小宮山吉登さんから「東日本大震災 被災地建築見学会」の報告です。(2017年10月21~22日)

 

10月21・22日、宮城地域会からお誘いを頂き、「東日本大震災の被災地及び宮城地域会の復興支援の取り組みについての視察交流会」に茨城県・栃木県・新潟県地域会と共にJIA長野県クラブ9名が参加しました。

 

集落の高台への集団移転による団地全体計画や復興公営住宅を中心に、朝市施設や駅舎、商店街施設、防災センターを見学しました。「住民の方々の意見を細かく吸い上げ合意形成をしていくプロセスがとても大切である。」との実体験からの重みのあるお話が心に響きます。

 

季節外れの台風21号の接近による雨模様で人通りも少なく寂しさも感じましたが、視察場所でお話しをした地元の方々は、しっかりと前を向いていらっしゃる印象を受けました。

 

出来れば今回の経験を活かすような場に遭遇はしたくないのですが、長野県は急峻な山谷と断層も数多くあり、どこでも大きな災害に合う可能性があります。その時は少しでも役に立てるように準備をしなくてはと強く思った次第です。

 

今回の視察体験は強行日程でしたが、道中の車の運転をされた方々の頑張りもあり、貴重でとてもよい機会を頂きました。

 

北山町にっこり団地

山元町防潮堤

岩沼みんなの家

大川小学校

ゆりあげ港朝市

七里ヶ浜町代ヶ崎浜地区町営住宅

七ヶ浜町菖蒲田浜地区町営住宅

 

 

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