第1回仕事を語る会 開催しました

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

第1回仕事を語る会 開催しました

JIA長野県クラブ交流委員会が主催する 第1回「仕事を語る会」が開催されました。(2019年6月7日 会場:松本市勤労者福祉センター)

 

今回  仕事を語ってくれたのは、丸山幸弘さん(館 設計工房)吉川一久さん(諏訪n設計企画)です。正会員建築家12名、法人協力会員2名、事務局の計15名が参加しました。

 

丸山幸弘さん「大東の家」-信州らしい建築って-

・娘婿一家との同居をきっかけに、暮らし易さを考え、120坪の2階屋から72坪の平屋へ減築。 

・急傾斜地に建っていたため、全て解体して安全な場所まで一間分移動することに。

・構造計算をして、耐震に優れた工法を取り入れて、解体した木材を再び組んだ民家再生のお話。

長野県内はもとより、熊本地震の時も支援に行った丸山さんだからこその、超耐震を叶えた住宅です。耐震の助成金も申請し、トップライトや吹き抜けは絶対だめ、というお父さんの意見を聞き入れ、丁寧に長期間かかわった二世帯住宅のお話を伺いました。

 

吉川一久さん「波乱万丈の住宅建築」

・大学生のインターンシップによる「10日間の小屋づくり」の話。

・吉川さんの弟さんの家「日向窪の家」。

・藤森照信さんの縄文建築の茶室「低過庵」ができるまで。

畑の隅にコンクリートで・・・。台風で・・・。はじめは平屋で・・・。吉川さんの楽しい話、どう報告したらいいのか悩みますが・・・、「日向窪の家」は、県産材の木材92% うち80%がカラマツだそうです。素晴らしい!

 

建物が完成に至るまでには、いろいろな事が起こりますが、お二人ともニコニコと楽しげなのが印象的でした。経験豊富で頼りになります。丸山さん、吉川さんありがとうございました。

 

昨年度 4回開催した「仕事を語る会」、好評につき今年も4回継続で開催の予定です。次回もぜひお楽しみに!

 

 

 

 

 

☆いままでの「仕事を語る会」の報告記事はこちらです。

第1回「仕事を語る会」 https://jia-nagano.com/blog/6054.html

第2回「仕事を語る会」 https://jia-nagano.com/blog/6183.html  

第2回「仕事を語る会」   https://jia-nagano.com/blog/6209.html

第3回「仕事を語る会」 https://jia-nagano.com/blog/6275.html

第4回「仕事を語る会」 https://jia-nagano.com/blog/7053.html

 

 

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