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第3回「仕事を語る会」に参加して

JIA長野県クラブ 正会員建築家の吉田 満さんから「第3回 仕事を語る会」の報告です。(2018年10月10日)

 

10月10日、交流委員会主催の「第3回仕事を語る会」に参加しました。前回はさんの完成見学と協力会のお話しを聞きましたが、今回はじっくりスライドを紹介しながらの語る会でした。

 

第一部が交流委員会委員長の安藤さんが「みんなで作った保育園」、第二部が荒井代表「土地を生かす」というテーマでお話ししていただきました。

 

安藤さんの「みんなで作った保育園」

安藤さんは近年保育園の設計をされているとのことで、3物件を紹介されました。

はじめは息子さんを通わせる保育園に要望を出したところ聞いてもらえず、別の保育園に通わせることとなった。そこから保育園に対する考えが今の設計に繋がっているのでしょう。

保育園とのワークショップや構造建築家・山辺先生に依頼した件、補助金制度の矛盾点、失敗談など普段聞けない様なお話しを聞くことが出来ました。

木材をふんだんに使った空間と遊び心のある設計でなんとも安藤さんらしい優しい建築でした。

最後に息子さんが留学していたフィンランドに訪れた写真も紹介していただき、保育園からフィンランドへ繋がるお話しをして頂きました。

 

第二部は、荒井代表「土地を生かす」

まず、30代の手描きの平面詳細図が映しだされ、なんとも味わい深い図面で、医院の設計でしたが、印象に残ったのは、”形を狙って”設計したという言葉でした。「とにかく形に慢心した」といわれるように、ディテールもかなり拘りがあるような建築でした。

2件目は、近作の医院。「土地を生かす」というタイトルを想像した広がる風景と前を通る道路、いかに向き合ったか話していただきました。室内と外部にある塀の高さ、広がる山々との関係など3Dで緻密に検討しされたそうです。

3件目は、住宅(研修所併用)、いわゆるお医者さんの住宅です。候補地を5ヶ所も見に行ったといわれていましたが、設計前に荒井さんがこの土地をみられた時のテンションの高さが目に浮かびました。土地の条件を最大限に生かした建築で、ダイナミックな大開口から広がる風景は素晴らしいとの一言でした。

 

今回で3回目の「仕事を語る会」でしたが、初回から沢山の方が参加され、会員の中には一番良い企画という方もいらっしゃいました。研鑽の場として、特に若い会員の方には参加して欲しいと思える会でした。

 

 

 

 

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