JIA長野県クラブ「代表日誌」2020年 9月 

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

JIA長野県クラブ「代表日誌」2020年 9月 

JIA長野県クラブ 新井 優 代表より「代表日誌」が届きました。(2020年 9月30日)

 

JIA代表に就任して早くも半年。毎月末に書くことになっていた「代表日誌」ですが、第1回を書いただけで、10月になってしまいました。皆様に謝らなくてはなりません。

と言うわけで、代表日誌再開と言うかスタートです。

10月まで追いつくために、代表就任からの足取りをチェック。

 

・2020年4月17日 全国にコロナ感染症拡大の為、JIA長野県クラブ総会中止。

・同 4/20 総会書面表決により前代表荒井洋さんよりバトンを渡される。

・幹事・委員長の人選及び依頼を地味にお願いする。

・4/21 新執行部会(Web)

・4/23 広報委員会準備会(Web)本年度の出版について

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・5/12 拡大総務委員会(Web)

・5/14 執行部会(Web)

・5/15 Web試験接続会(Web)

・5/20 広報委員会(Web)

・5/20 執行部会(Web)

・5/26 総務委員会(Web)

・5/26 災害対策委員会(Web)

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・6/1 事業委員会(Web)

・6/2 広報委員会(Web)

・6/3 地域材委員会(Web)

・6/3 交流委員会(Web)

・6/4 まちづくり委員会(Web)

・6/8 執行部会(Web)

・6/9 JIAの日 幹事会(Web)

・6/15 執行部会(Web)

・6/18 広報委員会(Web)

・6/26 JIA通常総会中止(東京)

・6/29 出版委員会(Web)

・6/30 事業委員会(Web)

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・7/2 JIAセミナー改正省エネ法(支部環境委員会)(Web)

・7/3 執行部会(Web)

・7/13 出版作戦会議(Web)

・7/14 JIAの日 交流委員会(Web)

・7/14 JIAの日 広報委員会(Web)出版レビュー

・7/17 出版 要項検討会議(Web)

・7/22 地域材委員会(Web)

・7/24 松本運動公園プロポ二次審査視聴(Web)

・7/26 御岳プロポ二次審査視聴(Web)

・7/31 夏のセミナー(上田市上塩尻、養蚕の町並み まち歩き)

・7/31 支部地域サミット 上田ホテルより(Web)

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・8/5 事業委員会(Web)

・8/11 JIAの日 総務委員会(Web)

・8/11 同 交流委員会(Web)

・8/11 同 懇親会(Web)

・8/25 幹事会②(Web)

・8/26 信州大学 第5課題 審査会出席(長野)

・8/27 JIAセミナー改正省エネ法(Web)用事でドタキャン

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・9/1 交流委員会作戦会議(Web)

・9/2 上田情報ビジネス専門学校 講座立ち会い(上田)

・9/2 その後、サントミューゼ館長面談(上田)

・9/2 新建新聞社 取材対応(上田)

・9/8 JIAの日 座学 まちづくり委員会(Web)

・9/10 出版委員会(Web)

・9/30 地域材委員会 プロポパネラーとしてお話(松本)

 

代表に就任してからの歩みをまとめてみました。

 

内容は会議録を配信しているので分かると思いますが、普通で考えれば殺人的スケジュールで突っ走って参りました。これもWeb会議システムのおかげで、すべての会議に飯田から出掛けていれば、私の事務所は今頃は無いと思います。当初はWeb会議システムに慣れない方も多かったと思いますが、旧知の間柄なら問題なく会議が成立しているとポジティブに受け止めています。

 

《会の運営に関わる会議・打ち合わせはWebで行い、実際の活動は顔を合わせて》をコンセプトにコロナ禍に負けないようにWeb会議方式で会の運営に邁進してきましたが、本音は移動距離=体力的にキツくなってきた飯田からの時間をなんとか短縮したい気持ちもあったことは否定しません。しかし、新たな取組に会一丸となって進んで行けるJIA長野県クラブって素晴らしいと思います。

 

コロナは収束しておりませんが、怖いですが科学的に分かってきたことも多く社会もウィズコロナの生活感が定着して来ました。2020年度後半は実際に顔を合わせながらの、本年度の目玉事業が続きます。多くの参加を期待しています。

 

『共に(友に)学ぶ』長野県プロポーザルに参加して

今までも、長野県のプロポーザルについては各紙面をお借りして意義を述べてきました。自分的に書いても許されるこのコーナーでもう少し思いを書きます。

 

大先輩たちが導いてきてくれた当クラブの活動で、長野県とも良い交流が出来て来ました。その中で昨年度から長野県方式とも呼ばれるプロポーザルによる設計者選定方式が本格的に始まっています。特に阿部知事が決意した『気候非常事態に関する決議—2050ゼロカーボンへの決意』への施策により、“ZEB Ready” 以上の建築性能が求められます。合わせて長野県の各地それぞれの地域材への取組も前々知事の時代より強力に進められてきました。

 

ここまで書けば分かると思いますが、双方を会の活動として連綿と勉強し、実際の仕事でも実践してきたJIA長野県クラブの設計者にどれだけ期待が高いかです。

 

また、プロポーザル運営も外部審査員の厳正な審査会がオープンに行われており、松本平陸上競技場や御岳ビジターセンター等、実際に決定された案件も安牌では無く革新的な案が選定されており、長野県方式のプローザル(と言うか、超まともなプロポーザル方式)は他県からからも注目されていると言われています。

 

さて、自分の足元を見てみると、長野県林業大学校男子寮においては悪戦苦闘しながらも長野県の担当者の温かい眼差しに助けられて、なんとか9月30日の発表の通り進めてまいりました。しかし時間だけはドンドン納期が迫っており、焦りながらも手が動かない日々が続いています。公共事業は事務所の機動力が必要とは分かっていても、アトリエ派としては担当者=本人が図面を書くことによってしか“良い意味での作品”は生まれず、反面その部分に期待されている事と思っています。この時期ですので上手く文章をまとめようとは思いませんが、泥臭く粘り強く進めていく事しか無いと諦めてねじり鉢巻は当分続きます。

 

さて、会の活動としてはコロナ禍の中で突っ走ってまいりましたが、本年度活動計画に乗らなかったことも幾つもあります。日本建築家協会に入会している意味を今一度再考し、信州の建築家としてどの様に生きていくのかをどこかで話し合わなくてはならないと思っています。“2020年版本音で語る会” でしょうか。私自身は心に秘めていても、議論で引っ張れそうも無いのでベストな人選をして盛り上げていきたいと思います。

 

なんだか、ダラダラ書きましたが、こんなに書くと10月末は書くこと無いかもで9月末の代表日誌は終了です。今後とも宜しくお願いします。

 

 

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