「夏のセミナー」開催しました
2023年08月24日
JIA長野県クラブ 正会員建築家 吉田満さんより「夏のセミナー」の報告です。(2023年8月4日)
正会員建築家24名、協力会員20名、所員4名、事務局の49名が参加しました。
8月4日(金)に松本市内で開催されました。
昨年はコロナ禍で延期と宿泊無しで行われましたが、久しぶりの宿泊での夏のセミナーとなりました。
第一部:新松本市立博物館見学会
新松本市立博物館見学会は、会員の伊東亮一さんが工事監理で携わられたということで、オープン前にもかかわらず松本市と調整いただき見学が叶いました。ありがとうございます。
見学会は、松本市の担当者もご参加いただき、設計監理の久米設計の安藤さん、三浦さん、水谷さん、また昨年見学させていただいた長野県立美術館の設計の建築家・宮崎浩さんも参加されました。
建設地は、松本駅から松本城への向かう途中の大名町通り、中心市街地のコンパクトな敷地に低層でこれだけのボリュームを入れたことは苦労がうかがえた。
1階は来館者のオープンスペースで、通りや広場と繋がりのある空間、2階・3階が展示スペースとなっています。
また、小規模の設計ではなかなか見られない、工法や素材、テクスチャー、ディティールなど様々な工夫や配慮など大変勉強になりました。
第二部:技術交流会 「環境」~断熱~
技術交流会は、これも久しぶりの薬師平茜宿へ移動。
野口交流委員長の進行で「環境」~断熱~というテーマで進められ、会員・協力会員の枠を外してそれぞれの考えを発言していただきました。
それぞれの立場(設計者やモノづくりのプロ)で出来ることを最大限に考え、設計に反映させていくことが大切だと痛感しました。大きなテーマだけに時間も足りず話は尽きませんでしたが、実りの多い技術交流会でした。
第三部:懇親会
久しぶりの宿泊での懇親会。お酒が入るとさらに拍車がかかり様々な会話が飛び交い楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
最後に、このような本音で語れる会はJIA長野県クラブくらいかなと改めて思いました。