第1回 『地域材を考える』開催しました

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

第1回 『地域材を考える』開催しました

JIA長野県クラブ 信州の地域材委員会による 第1回 『地域材を考える』― ウッドショックを知る、地域材の未来 ― Webで開催しました。(2021年5月21日)

 

正会員建築家20名、法人協力会員9名、長野県林務部1名、新建新聞社1名、事務局の32名が参加しました。

 

木材の輸入が滞って3月頃から表面化したウッドショック、木材が調達できない、価格が高騰している、いったいこの状態がいつまで続くのか?混乱している現状について、木材関係の法人協力会の皆さんからお話を伺いました。

 

2019年7月に見学に行った中国木材(株)鹿島工場の圧倒的な規模を思うと、原木がないなんて只事じゃありません。

 

価格高騰も難題ですが、材料を出してもらえないことには家が建ちません。輸入材が無いからと言って、森林組合ではどの山からどのくらい切るか、一年間の計画を立てているので急には対応できず、この状態はしばらく続くと考えられています。

 

正会員建築家の皆さんからは、進行中の物件での困りごとが次々と出てきました。皆さんが材料の調達や金額調整に翻弄されることなく、設計監理業務に集中できますように、この機会に山も製材所も流通もより良い状態に、価格も含め適正になることを願うばかりです。

 

タイムリーな問題だけに、大勢の方が参加して下さり有意義な時間でした。皆さんありがとうございました。

 

 

 

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