冬のセミナー(第1部)まちなみウォッチング「茅野市 糸萱集落…板倉の里」開催しました

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

冬のセミナー(第1部)まちなみウォッチング「茅野市 糸萱集落…板倉の里」開催しました

JIA長野県クラブ 正会員建築家 百瀬万里子さん(設計工房 悠)から、冬のセミナー(第1部)まちなみウォッチング「茅野市 糸萱集落…板倉の里」の報告です。正会員建築家16名、法人協力会員8名、所員1名、事務局の26名が参加しました。(2021年12月3日)

 

茅野市糸萱集落に残る板倉のまち並を、茅野市在住の 吉川一久さん(諏訪n設計室)と板倉の建築に詳しい清水国寿さん(しみず建築工房)に案内していただきました。

小さな集落でしたが、次から次へとさまざまな板倉が出現し、板倉の歴史や変遷なども、実物を見ながらレクチャーしていただけて、とても楽しかったです。

 

 

木の使い方、左官仕事など、美しかったり、粋だったり、お茶目だったり、職人仕事というのは本当に素晴らしいです。

 

 

整然と小奇麗な街並みと、嫁入り道具にも使われたという移築の簡単な構造の板倉を見ながら、昔から始末のいい性分の集落なのかなと思ったりしました。

 

陽気も良く、八ヶ岳の山並みを見晴らしながら、大勢で子供のようにわくわくしながら見学して回り、気分も晴れ晴れとしました。

 

 

 

その後、隣の集落の、松下重雄先生(みすゞ設計)が手掛けられた認定こども園「野あそび保育 ささはら」を見学しました。改修で、予算も限られていたという中、過不足なく大事なものだけで出来上がったような保育園で、感動しました。どろんこの子供たちの笑顔も園長先生の誇らしげな顔もぴかぴかでした。

 

 

 

 

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