第10回『仕事を語る会』開催しました

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

第10回『仕事を語る会』開催しました

JIA長野県クラブ 交流委員会による、第10回『仕事を語る会』開催しました。正会員建築家16名、法人協力会員1名、一般1名、事務局の19名参加。会場:塩尻インキュベーションプラザ 多目的スペース(2022年11月9日)

 

JIA長野県クラブでは、中央の著名な建築家の話を伺う事も貴重ですが、地域で身近に活躍している仲間の仕事ぶりからもいろいろなことを吸収しようと、2018年8月に 第1回『仕事を語る会』(実践交流会)を開催しました。

 

回を重ねて第10回となる『仕事を語る会』は、JIA長野県クラブの人気企画です。

今回お話を伺ったのは、共に松本市に事務所を構えるベテランお二人、藤松幹雄さん(藤松建築設計室)山田健一郎さん(山田建築設計室)です。

 

藤松さんは独立してから10年間、設計の型というか軸というか、どうしていくか迷走し悩んでいたとお話され、まちづくりの活動に参加することで自身の視野が広がったことや、住宅雑誌に掲載されて事もきっかけとなり、仕事を依頼されるようになったと当時を振り返っていました。仕事とひたむきに向き合ってきた人柄が、今の建築に型として表されていると感じます。

 

山田さんは独立前の事務所で担当した、富山スタジアムでのランドスケープデザインや幕張副都心で都市デザインに関わったことが、今の木祖村や塩尻市での景観やまちづくりの活動に役立っているとお話されました。まちづくりの提案には、膨大な調査とそれを資料としてまとめるパワーが必要だと、改めて知ることが出来ました。

 

仕事に対しても静的な藤松さんと、動的な山田さんの好対照なお二人、質疑応答やここだけの話もあり今回も大変楽しかったです。

準備をしてお話いただいた藤松さんと山田さん、交流委員会の皆さん、参加して下さった皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

塩尻インキュベーションプラザ

 

 

   活動の記録

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