JIA長野県クラブ「冬のセミナー2017」に参加しました

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

JIA長野県クラブ「冬のセミナー2017」に参加しました

会員の林 隆さんから「冬のセミナー」の報告です。(2017年12月3日)

 

JIA長野県クラブは、夏/冬の2回「勉強会+納涼会/忘年会」というセミナーを行っています。今回の「冬のセミナー」は諏訪・茅野で開催され、1部の勉強会には25名、2部の忘年会には27名が参加しました。

 

1部は建築見学会。まずは諏訪大社上社に集合しそこから歩いて茅野市の藤森建築群へ。

藤森照信氏設計の新作茶室「低過庵」の内部を見せていただくことができました。狭く低く暗い何とも不思議な空間ですが屋根が開くと一気に別世界に。発想も設計も施工も大変なご苦労がおありでしょうが、それを超越してつくることが楽しいだろうなと、これこそが建築の持っている力なのだと改めて感じました。路線は違いますが安藤忠雄展を観た時も同じような心境になりました。楽しいだろうなと。

高過庵、空飛ぶ泥舟、神長官守矢資料館についても、管理をされている方や工事に携わった方から詳しいお話を伺うことができてとても有意義な見学会でした。

 

その後、諏訪大社の脇にある柳澤孝彦氏設計の金子茶房でひと休み。目の前に広がる八ヶ岳連峰がちょうど夕日に輝くタイミングでした。 

 

諏訪湖ホテルへ移動して2部の忘年会。いつものことですが話しが盛り上がり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。法人協力会員さん全員から一言ご挨拶をいただきましたが、これはぜひ次回以降も継続してほしいものです。そして2次会はいつものようにパワー全開で深夜まで続きました。 

 

JIA長野県クラブは、正会員(建築家)63名、準会員(建築家を目指すも者)3名、法人協力会員(建築をつくる専門企業)63社、個人協力会員(建築をつくる専門家)2名、事務局1名の計132名によって構成されています。近隣各県の地域会の中では断トツに多い人数です。長年感じていることですが、少なくとも会員の半数60人くらいの規模で納涼会/忘年会が開催できればきっと盛り上がるのでしょうね。 

 

私たちといっしょに活動をしていただける方を大募集しております。正会員、準会員、協力会員への入会お申し込み・お問い合わせをお待ちしております。事務局までお問い合わせフォームよりお願いいたします。

※お問い合わせフォームはこちら → https://jia-nagano.com/mail

 

冬のセミナー運営担当の総務委員会そして事務局の皆様に御礼を申し上げます。楽しい企画をありがとうございました。

 

高過庵・低過庵・空飛ぶ泥船

低過庵は屋根が手動で開閉します

低過庵から高過庵を望む

茅野市神長官守矢資料館

金子茶房

 

   活動の記録

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