JIA長野県クラブ「代表日誌」2019年5月

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

JIA長野県クラブ「代表日誌」2019年5月

JIA長野県クラブ 荒井代表より「代表日誌」5月が届きました。(2019年5月31日)

 

5月10日

長野県建築士会公益社団法人移行記念式典

長野市ホテル国際21で行われた式典に参加しました。

 

同じ公益社団法人といえども規模の違いは歴然で、大変立派な式典でした。長野市無形文化財の善光寺木遣りやピアノとバイオリンの生演奏まであり、さすが2000人を超える団体は違います。今後は我々と同じ公益社団法人となりますので、協力しあいながら事業を進めていける部分を探していこうと思います。しかし祝賀会があまりにも派手で、公益社団法人がこんなことにこんなに予算を使ってよいものかと、JIAの会計とつい比べてしまい心配になりました。

 

5月20日

☆15:00~  広報委員会

本年度初の広報委員会が松本市勤労者福祉センター会議室で開催されました。

建築家通信とホームページに関しては、昨年同様進めることになりました。「信州の建築家とつくる家」vol.15も発刊する予定です。毎年発刊するのはきついという意見も少し聞こえてきますが、大多数の参加者は毎年発刊に肯定的ですので、前向きに進めてまいります。皆さんの多数参加を期待しております。2020年3月初めの発行予定です。

 

☆17:30~  拡大総務委員会

各委員会委員長も参加して拡大総務委員会が開催されました。

昨年は委員会の開催日時が近すぎて参加者が減少するというミスを犯しましたので、今年は年間計画を綿密に立て、皆さんが参加しやすい日程としました。また夏のセミナーでは茨城方面への研修旅行も企画しております。

 

☆19:30~  災害対策WG会議

本日3回目の会議で少々疲れ気味です。

今年はまず緊急連絡網の整備から始めます。個人情報保護というやっかいな問題はあるものの、いざ災害が起きた時には携帯電話が最も通じ安いと言われております。皆さんの携帯電話番号登録への協力を是非お願いいたします。そのほかLINEの活用なども考えられますが、難しい問題も多く勉強中です。

 

5月21日

公益社団法人日本建築家協会(JIA) 関東甲信越支部 総会

支部の会員数は現在1700名です。出席者56名、委任状出席が587名で総会は成立しました。委任相手が公表されており気づいたことがあります。

 

一番多いのが藤沼支部長で333名、次が六鹿会長の19名、次が榎本総務委員長の16名、次が荒井の13名、次は4名以下がずらっと並んでいます。県域の地域会でというより、すべての地域会代表の中で委任数が圧倒的に多いのが長野県なのです。昨年も同じでした。長野県の会員の独立心とでも呼んでよいのか、気概を感じてしまいます。議案はすべて承認され無事閉会しました。

 

5月28日

交流委員会

昨年の反省と感想として様々な意見が出ました。参加人数が少なくもっとたくさんの人に聞いてもらいたかったという意見と、少人数でもよいから自由に意見交換ができるサロン的な場を作ろうと始めたことだから1年目はあれでよかった、という意見にどちらも納得です。私個人としては若い人たちに建築家の実際の声を是非聴いてもらいたいと考えています。所員や学生などにも門戸を広げていけるのが今後の目標となりそうです。

 

5月31日

長野県木材協同組合連合会総会及び表彰式

長野市のホテル信濃路において開催された表彰式と懇親会に参加しました。今年も無事に総会が開かれたこと、参加者が多数であったことからして、今後も頑張って県産材の普及に努めてくださることと確信しております。

 

 

コーヒーブレイク

『寝不足』

学生時代の苦い思い出を一つ。

私の大学は実技第一主義で課題がほぼ3か月おきに出されました。毎回テーマは違っておりますので、まずそのテーマを図書館の本で勉強し、類似した建物を見学したりしているとあっという間に1か月が過ぎてしまいます。その後エスキスを提出して合格すると作図に進めます。私は案が浮かぶまで信じられないほど時間がかかるタイプで、エスキス提出がいつも締め切り間近になってしまい最後は徹夜の連続、提出後は泥のように眠るというのがパターン化しておりました。

 

ウィーンフィルの演奏会で自分の未熟さを痛感しておりましたので、生演奏に行く機会を狙っておりましたが仕送りをしてもらう学生の身ですから、簡単ではありません。大好きなホルストの惑星のチケットを何とか入手し6か月後の演奏を楽しみに待っておりました。

 

例によって課題は容赦なく出され、運悪く提出日がコンサート当日になってしまいました。こんな時ぐらい早めに準備して出せばよいのですが、残念ながら悪い癖は治らず、前日は完徹で課題を提出しその足でコンサート会場に出かけました。

 

惑星と言えば第一曲の火星の低音玄の迫力がすごいので、ステージ右側の前から6番目の席で聴き始めました。すごい迫力、すごい音と感動した後の記憶がありません。観客の拍手で我に返りました。

完全に爆睡していました。多分演奏者にも丸見えですし、もしかするとイビキをかいていたかもしれません。今思い出しても冷や汗が出ます。皆さん寝不足の時は演奏会には行ってはいけません。

 

 

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