日本建築家協会JIA長野県クラブ

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

Anything one man can imagine, other men can make real.

「Anything one man can imagine, other men can make real.」(2007.02.01) 倉島 明(アトリエくら )

 

雪が降らない。気温も高い。どこそこで梅が咲いただの、桜も咲くのでは?などという声が聞こえる。本来ならなるべくコンクリート打設などしたくない時期なのに、この陽気は大変ありがたい。現場監督からは「クラックが発生して仕上げに影響しそうですので」と、あまり補正で強度を上げないでおこうと提案されたりもする。

しかし…10年ほど前からずっと頭の片隅にある想い…「この地球は、今の人類は、あと何年存続できるのだろう」。言われているように二酸化炭素が地球温暖化をまねいている原因だとして、今すぐにみんなで原始時代のような不便な生活に戻せたとしても、地球は回復する事が出来るのかな?まあ、自然と共存するのではなく、征服し、コントロールしていこうという傲慢な道を選択した人間には、後戻りは出来ないだろう。せめてもの救いは、自分一人が動いたところで体制に影響ないと分かっていても、それでも行動を起こそうとする人が存在するということか。

”人が想像できることは、必ず人が実現できる”(ジュール・ヴェルヌ)鹿島建設の回し者ではないが、この言葉は大好きだ。

 

 

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