『冬のセミナー』に参加して 竹内祐一
2016年12月26日
会員の竹内祐一さんから『冬のセミナー』の報告です。
このたび、入会をしました竹内設計工房の竹内祐一と申します。
今年の夏には入会前にも関わらず、私の地元である大町で開催された夏のセミナ-、まちなみウォッチングに参加させていただき、会員の皆様にはいろいろとお世話になりました。ありがとうございます。改めてよろしくお願いいたします。
入会後、間もなくして開催された冬のセミナ-「岐阜建築・街歩きツア-」に参加をしました。最新の現代建築の見学から重伝建地区等のまち歩きまで、盛りだくさんの内容。
大きく跳ね出した庇とその軒下空間により内外が繋がる開放感が印象的な「可児市文化創造センタ-ala」、面格子や樹状立体トラスの構造形式、山間の懐を縫うように施設を分散した配置が特徴的な「岐阜県立森林文化アカデミ-」、木製格子屋根が包む、何ともいえない柔らかな空間は想像をはるかに超えていた「みんなの森 ぎふメディアコスモス」、自由曲面シェルの大屋根で周囲の山並みに溶け込むような独創的なかたちと優しく包まれた内部空間が印象に残る「瞑想の森 市営斎場」、思わず笑みがこぼれる、楽しく不思議な?建築「モザイクタイルミュ-ジアム」、そして古い佇まいをいかした「美濃うだつの上がる町並み」や「オリベストリ-ト」など。
特にメディアコスモスとモザイクタイルミュ-ジアムでは自身の建築観は激しく揺さぶられ、また、訪れた多くの人で溢れ、賑わいの場が生み出されている光景が目に焼き付いています。
私のような新顔にも温かく接してくださった会員の皆様のお陰で、楽しく充実した建築三昧の二日間でした。ありがとうございました。