第3回「地域材を語ろう」に参加して

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

第3回「地域材を語ろう」に参加して

JIA長野県クラブ 正会員建築家 宮坂直志さんから、第3回「地域材を語ろう」の報告です。(2019年1月30日・安曇野市役所)

 

まちづくり委員会が主催する「地域材を語ろう」の第3回目の会議が開催されました。その内容をご報告したいと思います。

 

今回は、安曇野市さんのご協力のもと市庁舎内の会議室をお借りして行いました。

内容は安曇野市耕地林務課の佐藤様から地域材への取組をご講話いただき、その流れで佐藤様と市庁舎の設計をした尾日向さんのご案内のもと市庁舎を見学させていただきました。

 

 

議事場や地下免震ピット(駐車場)など普段なかなか見ることができない場所、設計上の留意点など解説いただき、とても勉強させていただきました。中でも議事場は圧巻でした。

また、安曇野市さんの里山再生プロジェクトの取組は県内における地域材活用のトップランナーであると再認識いたしました。

 

 

その後、北相木村の経済建設課の坂本様より北相木村の地域材の取組について、今できること、これからできることなど、我々建築家と協力して 川上から川下まで見渡せる地域材利用を熱く語っていただきました。これから協力しながら北相木村ならではの取組に大きな可能性を感じました。

 

そして最後は出席者全員によるフリーディスカッション。ここでは語りつくせませんが、活発な意見交換の場となりました。いつも本当に勉強になります。

 

地域材に関してはテーマが大きすぎてすぐには結論が出ませんが、こうした場自体がとても大切だと思っています。

今年度の活動は、3月5日に開催されるリサイクル工場の見学会で終了しますが、新年度も池森委員長のもと継続しますので楽しみです。

 

また、毎回お忙しい中、ご臨席いただきます行政の皆様には本当に感謝申し上げます。

 

 

 

   活動の記録

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