信州の風土

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

信州の風土

「信州の風土」(2006.07.15) 丸山淳治(ランバーテック)

 

JIA会員の皆様こんにちは。昨年の茜宿でお世話になって以来ごぶさたしております。

 

今年は暑いですね。梅雨も長野県は雨が少ない割にじめじめしており、気候的には亜熱帯性に近づいてきている気がします。このような気候変化は生活や生態系に少なからず影響を与えているようで、当社の社業に対します引き合いにも変化が見られます。

 

最近非常に多い問い合わせとして害虫があります。その筆頭は黒アリです。新築間もないお宅でもリビングに蟻が行列をなんていうのもままあります。お庭をガーデニングなどで綺麗にされているお宅でも芝生や植栽などは黒アリの生息しやすい環境で、建物水切りに植栽が接していますと住宅への侵入経路になっている事が多いです。黒アリの進入が続きますと、断熱材への営巣とともに土を持ち込み木材が腐朽するケースも見られます。

 

昔ながらの信州の風土が少しずつ変化してきており、環境破壊を防止するための取り組みも非常に大切であるとふと現場で考えたり、目の前の対処に追われながら額に汗して働いております。

 

まだまだ暑い日が続きますが、皆様お体には十分配慮され夏を乗り切りましょう!!

また茜宿にはお邪魔したいと思っております。宜しくお願いいたします。

 

 

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