JIA長野県クラブ「代表日誌」2018年12月
2018年12月28日
JIA長野県クラブ 荒井代表より「代表日誌」12月が届きました。(2018年12月28日)
12月3日
JIA長野県クラブ 事業委員会
いよいよ事業委員会の出番です。
来年の建築祭に向かって最終調整に入りました。タイムテーブルもほぼ確定し役割分担を決めれば本番を迎えられる状態になっています。
☆2月16日14:00 文化講演会
今回の講師はマウントフジ アーキテクツ スタジオの原田真宏氏
原田さんは素材の扱い方が上手な建築家だと思います。どんな講演会になるのか楽しみです。
☆2月16日、17日 長野県学生卒業設計展
16日の文化講演会の午前中に市民向けのギャラリートークを行うのが今年の新企画です。
卒業設計作品を先輩建築家の目から見て解説したり、学生に質問をぶつけたりして、より深く理解しようと言う企画です。昨年の会員作品展に変わる企画です。
☆2月17日 長野県学生卒業設計コンクール
丸一日掛けて高校生から専門学校生、大学生まで卒業設計の審査を行い優秀賞を決めます。
新委員長の山田さんの提案で、今年は高校生の審査を終えたらすぐに表彰式も行うことにしました。高校生の時間的負担を減らしてより多くの学生に出席してもらおうと言う考えです。
12月11日
JIA長野県クラブ 広報委員会
メインの議題は出版です。
個人ページも完成度があがり、いよいよページ割りに入ります。特集の写真はまだ未決定のようですが次回の委員会には決まっているはずです。表紙は、編集者にある程度候補を挙げてもらいますが、決定方法が難しい問題です。もう少し煮詰める必要があるかもしれません。
12月17日
建築士会まちづくり委員会
来年1月27日に開催される『松本市景観シンポジウム』の合同会議が開催されました。共催の松本市からも職員が参加し当日のスケジュールの確認が行われました。
このシンポジウムは2部構成となっており第1部が松本市景観賞表彰式、第2部が景観フォーラムです。
JIA長野県クラブが主要メンバーを勤める「建築家と巡るみずのタイムトラベル」が10年間の地道な活動を認められ最優秀景観賞を頂くことになりました。また正会員の藤松さんの「山崎理髪店」が信毎メディアガーデンと並んで景観賞を受賞しました。藤松さんはタイムトラベルの要のメンバーでもありますからダブル受賞となります。
第2部では西村幸夫氏の講演「都市景観をどのように守り育てていくか」のあとパネルディスカッション「まちづくりの先へ」が開催されます。恥ずかしながら私がパネリストとして参加します。
コーヒーブレイク4
『クラシック危うし』
クラシックにはまってから曲数はどんどん増えて、知らない曲は無いなんていう、ほとんど妄想に近い傲慢な自信を持ち始めた中学生に大事件が発生しました。
ある日衝撃的な出会いがやってきます。FM放送を聞いていると実に不思議な、でもやけに心に引っかかる曲が流れ始めました。ピンクフロイドの「原子心母」に出会ってしまったのです。中学生の心変わりなんて簡単に起こります。一瞬で心を奪われ一気にロック少年に変身です。その後はピンクフロイドはもちろんE.L.P.にもハマってクラシックなんて何処へやら。
私には音楽の歌詞の意味が頭に入りにくいという障害があり歌謡曲というのが苦手でメロディーが好きなものをかろうじて聞いている程度でした。その点外国の曲は歌詞がわからなくても楽しめますので、ポップスに走るのは必然です。面白いことに、ここにクラシックの影響が出ています。ハーモニーが美しいグループ中心に聴いていました。ピーター・ポール&マリーやサイモンとガーファンクル、カーペンターズなどです。ポップスとロックを聴く普通の少年になったとも言えます。
高校時代は音楽的には不毛の時代です。
私の高校の美術部は白虹会と言って中信地区の人間なら知らない人がいないというほどの荒くれもの集団です。明るいうちは蹴鞠に明け暮れ、暗くなると美術室で柔道をやってから石膏デッサン。自主制作の油絵は帰宅後の夜。聞く曲は演歌ばかり歌うのは猥歌。根性と体力を鍛えた時代です。一応進学校と呼ばれる高校ですが遊びすぎて受ける大学がなくなってしまいました。
つづく