HPのリニューアルにあたって

ホームページのリニューアルにあたり山口代表からのメッセージです。（2016年8月1日）

JIA長野県クラブは創設29年を迎えました。

JIAはわが国では唯一の施工を伴わない建築設計専業の建築家の団体として、“建築設計を通じて地域社会に貢献する”ことを目的に県下各地から集う会員数約130名の公益法人です。

　当会は発足以来約30年間、諸先輩方のご努力を基に会員一丸となって様々な活動を行ってきました。毎年2月末に松本市美術館と協同で行われている文化講演会と学生卒業設計コンクール、県内の様々な地域材を使った住宅の年間200棟建設を目指した地産地消活動、地域のまちづくりへの参画、会員の作品発表を通して地域に根ざした住まいづくり情報の発信を担う出版事業、地域の文化的資産の発掘と会員の地域への認識を深めるとともに資質の向上を目指したまちなみウォッチング、一昨年の神城断層地震において高い評価を受け、熊本地震でもその知見が生かされた災害支援活動、さらに今年は国・県の大きな施策にもなっている住宅の温熱環境に関するセミナーを非会員にも広く門戸を解放して半年をかけて開催中です。

また広報活動として会報「建築家通信」の発行とHPを開設しています。

そしてこの度JIA長野県クラブの公式サイトをリニューアル公開しました。

日々楽しい情報がそこにあり訪問してみたくなる「生きているサイト」へと発展していくことを目指して、地域社会への情報発信、会の活動や魅力のアピール、会員情報などをふんだんに盛り込んでいます。当会会員だけでなく建築や住宅に興味のある方々、行政の皆様や学生諸君、建築に携わるすべての人に良質な情報を提供していきたいと考えています。

知りたい情報やご意見がありましたら、遠慮なくお問い合わせ下さい。ここをスタート地点として3年後5年後を見据えて大きく育てていきたいと思います。ご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。

最後に、ご自身の豊富な経験とノウハウをフルに動員して基本構想から細部にわたる構成・デザインを主導した林 隆さんと、無理難題を聞き入れて構築・作成していただいたウェブの森の小久江さん、短期間にも関わらず膨大な資料を集めまとめた事務局の佐藤さん、その他にもご協力いただいた全ての皆さんにこの場をお借りして御礼申し上げます。

JIA長野県クラブ　代表　山口康憲