JIA長野県クラブ「代表日誌」2024年6月・7月

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

JIA長野県クラブ「代表日誌」2024年6月・7月

JIA長野県クラブ 山田健一郎 代表より「代表日誌」が届きました。(2024年8月19日)

 

6月号をお休み頂き、6月7月号の代表日誌です。
5月下旬に、各委員会の第1回委員会を行い、各委員会の事業内容を検討し、6月4日の幹事会にて今年度の事業をまとめました。初回の幹事会という事もあり、全員の幹事の方にご出席を頂き、本格的に2024年度の活動がスタートしました。

8月2日の夏のセミナーや、8月応募開始予定のJIA長野建築賞、8月末データ提出締め切りの「長野県の建築家のつくる家」に向けて、「建築祭」講師決定など、交流・地域活動・表彰・出版・事業の各委員会で、タイトなスケジュールでの検討が行われました。

JIA長野県クラブは、2年毎に代表・副代表・幹事・委員会構成が変わり、今年は新たな体制でのスタートで、委員長や副委員長を担って頂いた方々を始め会員の皆様には、6月7月とJIA長野県クラブの活動に、多くの時間を割いて頂き感謝しています。
日誌なので、時系列で淡々と日々の活動を書き連ねるのが本来ですが、私自身も毎日JIAの活動に追われ、怒涛の2ヵ月が過ぎました。

色々な事業を進める中で、JIA長野県クラブの会員以外の方との交流や折衝も多くありました。 夏のセミナーで街歩きの案内をして下さる方、セミナーでレクチャーして下さる協力会やメーカーの皆様、JIA長野建築賞の審査員をお願いする方、出版の編集を担ってくださる方、学生卒業設計コンクールに出展してくださる信州大学の教員や学生、JIA長野県クラブの活動が多くの方に支えられている事を実感しました。 それらの方々との交流の中で、JIA長野県クラブの会員の想いを伝え、其々の方々の想いも引き受け、皆で共働・共生する事の大切さを強く感じました。

私も、まちづくり等で色々なワークショップ(WS)にも参加したり主催したりしますが、WSでは最初に必ずWSのグランドルールを確認します。
一般的には、1)否定しない(よく聴く)、2)全員参加(必ず話す)、3)楽しく(笑う)、4)忖度しない(遠慮しない、言うべきことを言う)、5)ほかの人のアイデアに乗っかる、6)プラス思考(未来志向)、7)「難しい」「できない」と言わないの様に、前向きにWSをつくりあげていく話し合いの態度を確認します。

JIA長野県クラブにも、色々な考え持った方がいますし、外部の方々には更に多様な考え方の方もいらっしゃいます。それらの多くの方と共働・共生しながら、前向きなJIA長野県クラブでありたいと感じた2ヵ月でした。

7月24日の『信州大学課題講評会』には、新しい事業委員会のメンバーも講評に参加し、その後の焼鳥屋の懇親会は、教員や学生と熱のこもった建築談義で新鮮な時間を過ごしました。

8月2日の『夏のセミナー』では、安曇野市重柳地区の屋敷林と本棟造り集落のまちあるき、照明セミナーでは、ダイコー様に間接照明のポイントをレクチャーして頂き、ルイス・ポールセン様には、名作の照明器具のデザインや製作に関するレクチャーをして頂きました。
続く納涼会・二次会も大いに盛り上がり、翌朝はオプションの重要文化財の本棟造り原型・曽根原家見学、ヤマショー様の安曇野ショールームでのルイス・ポールセンの照明器具の展示など、充実した2日間でした。

 

 

 

 

   お知らせ

Copyright©JIA長野県クラブ, All Rights Reserved.