「建築からまちへ 1945-1970」戦後の都市へのまなざし
2018年05月22日
文化庁国立近現代建築資料館から平成30年度収蔵品展「建築からまちへ 1945-1970」戦後の都市へのまなざし 開催のお知らせです。
平成30年度収蔵品展は、1945-1970年という戦後復興・高度経済成長の時代を広い意味で<戦後>として捉えて企画いたしました。この時代は、往々にして効率重視の、急激な近代化・都市化・工業化・機械化の動きが注目されがちです。しかし、<戦後>に活躍した建築家たちの活動の中には、21世紀の今、私たちが真剣に求めている豊かな<まち>の再構築、それを支える<都市へのまなざし>の萌芽的な例が、すでに多様なかたちで見いだされます。
今回の展示では、当館が収蔵している坂倉準三、吉阪隆正+U研究室、大髙正人などの建築資料群から、整理・分析により見えてきた、これまでの展示会では充分に紹介できなかった彼らが思い描いた<まち>や<都市>に関する資料を展示します。さらに修復が完了した池辺陽の「渋谷区復興計画案」の全容も紹介します。
■期間:2018年6月9日(土)~2018年9月9日(日)10:00~16:30 ※会期中無休
■会場:文化庁国立近現代建築資料館(東京都文京区湯島4-6-15 湯島地方合同庁舎内)
□ギャラリートーク:会期中計4回のギャラリートークを開催致します。