2017年度を迎えて  副代表 西澤 広智

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

2017年度を迎えて  副代表 西澤 広智

昨日に引き続き、『新年度を迎えて』の想いや抱負、本日は副代表の西澤広智さん(㈱宮本忠長建築設計事務所)に書いていただきました。

 

昨年 山口代表はJIA長野県クラブの将来を見据えて、副代表2人体制そして、総務委員会と幹事会の機能重複の見直等を実行されました。また、「信州”準寒冷地温熱教室2016″」を6回行うといった、これからの収益事業の可能性を探る新しい動きも有りました。各委員会が活発に活動していただき心強い思いですが、2人となった副代表の一人として山口代表のサポートを十分果たせていない思いが強い1年でした。

 

4月21日、通常総会前の会員集会「宮本忠長先生の思い出を語り合う会」に備え、改めて宮本忠長先生の資料を整理してみて、先生が長年社会や、建築界に問いかけてきたことが、今の我々にとっても今だに大変重要な課題であり、我々を取り巻く環境はますます厳しいものに感じられます。この会員集会には、若手の参加者が少なく非常に残念でしたが、JIA長野県クラブの仲間が、社会の建築を取り巻く諸問題を一緒に考えられる場づくりをしたいものと思っています。

 

また、山口代表は今後のクラブ財政を考え、収益事業の可能性を探っていますが、会員に過剰に負担とならない、そして地域社会に貢献できる事業は何なのか、みんなで知恵をしぼり可能性を探って行きたいものです。

 

耐震・省エネ計算等、益々業務量や責任が重くなり、建築設計の世界に入る若者が希望を持ちずらい昨今ですが、建築の持つ力、建築の設計の重要性を社会に発信し、我々が社会に貢献する仕事が出来る環境をつくる努力を共にしましょう。

 

今年は、支部役員を御受けすることにもなりましたので、支部を通じJIA活動の今後の在り方を改めて考え、微力ですがJIA長野県クラブの活動が、会員そして地域に有意義なものとなるよう努めていきたいと思います。

 

まちなみウォッチングin小布施町(2011年8月27日)

 

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