「第1回JIA長野建築賞2022」受賞作品見学会を開催しました

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

「第1回JIA長野建築賞2022」受賞作品見学会を開催しました

JIA長野県クラブ 正会員建築家 林 隆さんより「第1回JIA長野建築賞2022」受賞作品見学会の報告です。

第1回JIA長野建築賞2022の入賞作品を、JIA長野県クラブの会員が見学をさせていただきました。(主催は表彰委員会)

■開催日:2023年9月1日
■作品名:大町 八王子神社 授与所
■設計者:吉田満さんと保科京子さん(スタジオアウラ)

参加者は正会員10名、協力会2名、所員1名、事務局1名、計14名でした。

 

JIA日本建築家協会本会のホームページ、スライドショーに掲載中で、この建築を通じて「地域のお守りをつくる 建築家がいる」と表現されています。

土蔵を改修して新たな機能を持たせ歴史を継承していく計画で、空間の随所に吉田さんの深い想いが込められているように感じました。
参道〜室内空間〜主庭へと流れる動線に沿って場面が転換していきます。その内と外が切り替わる場には、機能やデザインだけでなく構造補強の視点からも工夫がされ、この建築の重要な役割を担っています。 

安藤忠雄氏の一連の教会建築は、規模の大小に関わらず、長いアプローチを経てハッとするような場面の転換を強く演出しながら、静寂な祈りの場を創っていますが、その組み立て方に通じる部分があるようにも感じました。 

当日は、建主さんと設計の吉田満さん(JIA長野県クラブ会員)には大変お世話になりましてありがとうございました。

 

 

 

 

   2023年, JIA長野建築賞

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