第2回「仕事を語る会」開催しました

公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 長野地域会

第2回「仕事を語る会」開催しました

JIA長野県クラブ 交流委員会による 第2回「仕事を語る会」、安曇野市の株式会社壁匠トーワ 3Fギャラリーで、正会員建築家7名、法人協力会員3名、事務局、他 講師の倉田政人さんや左官職人さん達も多数参加して、賑やかに開催しました。(2019年9月6日)

 

第1部 「これからの左官に求めること」株式会社壁匠トーワ 代表取締役 藤松和雄さんからお話を伺いました。

かつては野丁場でグレー一色の左官工事をしていたそうですが、ちひろ美術館と出会いその後の仕事は一変します。発想と技術力で可能性が広がる、との言葉が印象的に残りました。事務所に立てかけてあった微妙に違う数種類の壁やたたきの見本を見て、左官仕事は建築家やクライアントの要望に応える、芸術性やセンスが求められる繊細な仕事だと思いました。

 

第2部 「地域材産を利用した温熱供給設備について」

建築設計室ヴェクトル 倉田政人さんから、ウッドボイラーで温熱を作って、蓄えて、利用する住宅の紹介と補助金などについて、ウッドボイラーの温熱供給設備について、信越ビー・アイ・ビー(株)の江川さんからお話を伺いました。

倉田さんは、地域材を建築材料としてだけじゃなく、通常は山から下ろされない半端な材をまるまる燃料に利用しています。夏場は週に1回程度、冬場は毎日薪を焚いて温熱を作るそうです。ウッドボイラーはオーストリア製、システムの価格が高いハードルですが、何軒かで分配もできるそうです。

 

勉強会ではありますが、この日はお茶とマサムラのおいしいレモンケーキに和みました。久しぶりに倉田さんも会えてうれしかったです。お世話になった皆さま、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

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