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PTA活動でできること

「PTA活動でできること」(2012.01.20) 下﨑明久(下﨑建築設計事務所)

 

昨年から息子の小学校のPTA役員を仰せつかり、微力ながら活動に勤しんでおります。 来年度は主軸となり、加えて学校が90周年記念の年ということで、益々PTA活動に時間がとられそうです。(JIA活動にはその分協力できていないことの言い訳とさせてください…。)

 

先日その90周年記念事業の一環としてPTA作業の内容を検討することになり、校長先生や他の役員らと学校内を詳らかに見て回りました。

 

現在の校舎は昭和48年完成ということで、RC造3階建て・3mの片側廊下・敷地に合わせた並行配置のブロックプランという、うんざりするほど見慣れた標準設計で構成されています。 標準設計による公立学校のプランニングや空間構成の貧弱さを改めて感じながら見てまわっていた中で、更に施設のメインテナンスはほとんどされていない(学校の年間予算に組み込まれていない)ということを聞かされました。そんなことを聞きながら築40年を迎えるコンクリート打ち放しの校舎を見廻すと、完成時点から時間とともに汚れ続け、みすぼらしく疲れきっているようにも見えてきました。

 

私は学校建築の設計に具体的に携わった経験はありませんが、学校建築に限らず、建築物は時間を経るごとに愛着や味わいが深まるようなものでありたいと考えますし、設計の際にはそのような考えに基づいて進めています。勿論そのためにはメインテナンスが必要であり、その必要性を施主等に説くように心がけています。

 

話をPTA作業に戻します。息子の小学校では毎年、高学年の児童と父兄・教員が学校内の整備をしています。来年度は90周年記念PTA作業の名目で、例年よりも大規模に行おうということで準備を進めています。予算の範囲内で煉瓦を購入して花壇の整備をしようという意見がでており、そのための設計を児童+父兄のワークショップで行ったらどうかという提案をしています。

 

設計入札や営業攻勢で学校設計の仕事をとるなどということができない市井の一設計者ですから、こんな機会にこそ役立つことができるようしっかり取り組んでいきたいと思ってます。 少しでも多く、学校の敷地内に潤いをもたらすことができればいいなと思います。

 

 

     2020/09/10  事務局ブログ, 建築家のひとりごと

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