長野県産材利用合板工場の見学に行きました!
2007年02月01日
「長野県産材利用合板工場の見学に行きました!」(2007.02.01) 池森 梢(萌建築設計工房)
長野県産材利用合板工場-石川県・林ベニヤ工場の見学に行ってきました。
合板は建築建材として多く使われますが、どのような製造過程で作られるか見たことがありませんでした。県産材での認証材として合板が認定されたとのことで、是非、自分の目で見たくて、行ってきました。
木材からローリング(桂剥きみたいに)して5ミリ程度に薄く削いでいき、それを、奇数枚数を繊維方向を交互に変え、重ねてコールドプレス、ホットプレスして、合板に仕上げていきます。 機械の性能が向上されたことで、細い間伐材も薄く削ぐことが出来るようになり、外材に頼らない合板作りが可能になりました。
海外での森林伐採は環境を壊しているものもあり、国内の計画伐採での間伐材が有効利用されることを願います。切り捨て間伐が少しでも減るようになれば良いですね。
本当は間伐材を無垢のまま使いたいものですが、合板の需要の多さを考えると、合板の材料として国産材の利用が図れれば、それもアリだと思います。普段使う材料は出来る限り、製作過程を見に行きたいと思っています。ちなみにグラスウール工場も面白かったです。