新潟研修旅行の報告④(古町ホテルイタリア軒 割烹 螢)
2025年07月04日
JIA長野県クラブ 正会員建築家 久米勇一さんから『新潟研修旅行の報告④』です。
【古町ホテルイタリア軒 割烹 螢】
朝早くから濃密な一日を締めくくり、私の隣席にお座りくださったのは、地元新潟JIA登録建築家の平原 茂様でありました。
お料理はお献立に従い上品に用意されたのは前菜から。
新潟は言わずと知れた食の宝庫、憧れともいえる海の幸、山の幸に加え、魚沼産コシヒカリも自分にとって馴染み深いものがあります。
お飲み物は?の問いかけに、お酒に弱い小生としてもここではやはり日本酒を注文させていただきました。銘柄は平原様のご推薦により、「鶴齢」新潟県魚沼市・青木酒造と、「北雪」新潟県佐渡市・北雪酒造であります。上善水の如しというお酒もかつて頂いた経験もありましたが、北雪はすっきりとした味わいが記憶を呼び覚ましました。鶴齢はそれに加え若干米麹の香りが感じられる繊細なお酒でありました。お酒に加えて「やわらぎ」も交互に嗜みながらおいしいお料理を頂きました。
ほどなく、名刺代わりに「千社札」を頂いた、芸妓の和香さん・舞妓のつむぎさん、おと羽さんの御酌と共にお料理を堪能し、和香さんの三味線とつむぎさん、おと羽さんによる古町の舞を鑑賞させていたき、最後は「樽拳」という芸妓さんとのお座敷遊びも長野県クラブのほとんどのメンバーが参加させてもらい、食と伝統文化と古町のおもてなしを存分に楽しみました。
今まで生きてきての初めての経験でありました。この旅に参加させていただいた理由のひとつに、自分の両親の出身地新潟県を知りたい・経験したいが動機でしたが、もっと知りたくなりました。楽しく勉強になる旅をありがとうございました。
参考に、今回の件でweb検索をかけましたところ、株式会社ふるまち樽拳というサイトが見つかりました。「古町の新しい時代づくり」、「点から面へとつながる開発」、「進化し続ける古町を目指す」、「ふるまち樽挙の事業手法」などの紹介があります。興味のある方ご確認いただくと共に、今後私たちとまちづくりコラボも考えられるのでないかと妄想しています。