『第13回 建築祭』 ギャラリートークが行われました

JIA長野県クラブ　正会員建築家 小川原吉宏さんから『第13回 建築祭』【ギャラリートーク】の報告です。（2019年2月16日・松本市美術館）

2月16日 AM11：00より長野県学生卒業設計展コンクール審査会前のギャラリートークが開催されました。

展示作品をJIA会員が展示情報だけで読み込み、一般の方でも理解できるところまで解き明かし、議論する大変有意義な試みです。

作品の概要を新井 優さんが思慮深く整然と説明し、片倉隆幸さんが称賛しながら叱咤激励し、勝山敏雄さんが総括し、審査会のノウハウまで伝授するというスタイルで展開されました。

発表者・作者にとっては、審査会前の事前講習のような大変有難い企画であったと思います。講師お三方の審査委員長のような個性ある熱い言魂は、一般の方でも楽しめたと思います。

特にミスターギャラリートークマスター勝山氏の一喝総括は、難解に見える作品に対して、観客の「ソウダッタノカ」「ソッチニモッテクカ」「サクシャノコメントヨリワカリヤスイゾ」などの 心の声が聞こえてくるほどの爽快感がありました。

お忙しい中、前日から駆けつけ読み込んで頂いた講師の皆さん本当に有難うございました。来年も楽しみにしております。