売上が上がっても、下がっても、この良さは変わらない
2006年11月17日
「売上が上がっても、下がっても、この良さは変わらない」(2006.11.17) 大黒義之(日本オスモ)
オスモカラーには4つ変わらぬ良さがあります。まず、”後々ゴミにならない”、その次に”色で建築に貢献できる”、そして”木材の使用を促進”、最後に”刷毛塗り技術の継承につながる”です。
1.”後々ゴミにならない”
オスモカラーの主成分は再生持続可能なひまわり油などの植物原料です。この部分と酸化鉄顔料が付着し基材(木部)を保護、化粧します。合成樹脂と違い、植物油樹脂は土に還すことができます。廃棄する際、塗布されている木部と同様にリサイクルすることが可能です。
2.”色で建築に貢献できる”
オスモカラーに使われている顔料はヨーロッパでも高い評価を得ている発色性を持っています。そのカラーリングによって、単調なシルエットも表情豊かなフォルムに変身させることができます。たとえば単調なスプルース材でもオスモカラーの半透明ホワイトを着色することによって、高貴な感じに生まれかわります。
3.”木材の使用を促進”
木材は加工が容易で丈夫であり、将来も調達可能な建築材料ではあるが、手入れが面倒だと誤解されて敬遠されていることがしばしばあります。この誤解の根源は耐久性の良い、メンテナンスや塗り替えが簡便な塗料が使われていないからではないでしょうか。最先端のテクノロジーで精製された植物油樹脂が使われているオスモカラーは合成樹脂と同じ耐久性があり、塗装の割れ、めくれ、剥がれが起こらないので塗り替える場合古い塗装を剥離する必要なく上塗りできる簡便性があります。木材は若木の間ほど二酸化炭素の吸収量が多いため、樹齢がある一定年数経ったものは伐採し、身の回りの役立つものとして利用して、そして苗木を植林することが地球環境の保全に最適だと言われています。
4.”刷毛塗り技術の継承につながる”
昨今の建築用塗料の多くはローラー塗りが主流で、まともに刷毛で木部塗装できる職人は少なくなってきているのだよ、という話を年配の塗装店の店主から聞いたことがあります。ぬしやといわれる仏壇塗りや柿渋塗り文化のある日本で刷毛塗りはとても大切だと思います。オスモカラーの基本は刷毛塗りです。