新潟研修旅行の報告⑦(北方文化博物館)No.2
2025年07月23日
JIA長野県クラブ 正会員建築家 藤松幹雄さんから『新潟研修旅行の報告⑦』No.2です。
帳場・茶の間など伊藤家を経営するための表(オモテ)の空間
(平面図は非公開のため室名は省略)
主屋2階
7段に組まれた梁組。これも撞木(しゅもく)造りだと川上恵一氏の説明。
2、伊藤邸大広間 棟
明治22年(1889)約100帖の書院造の大広間。
総欅造りの玄関より直結し格式のある御座敷として年に数回のみ使用されていた。今思えば、もったいない。
結婚式披露宴が三日三晩盛大に続けられたその時の御品書き。
池泉回遊式庭園との一体感が心地良い。開放的な広縁が旅の疲れを癒してくれる。
中庭を望む。
随所にみる匠のディテール。時間に余裕をもっての見学をお勧めします。
No.3へつづく